Leica
更新日:2020年1月25日
今日はカメラのお話。
僕はあまりカメラにこだわりなく、使ってきたメーカーもバラバラ。
機能とか性能に執着はないけど唯一こだわってるのが、持った時の感覚。
仕事になると一日中持ち続けることもあるし、手にしっくりこないカメラは
どんなに性能が良くても道具として使えない。
今、仕事カメラはソニーのα7III。
これは相棒というより優秀なマシンで多方面にわたってきっちり仕事をこなしてくれる。
では、個人の作品撮りやUNGRAPHYの写真集用のポートレート撮影で使うかといえば
ほとんど出番はない。
そのとき持ち出すのは、LeicaM8かFuji X100Fだ。
実はポートレートも街撮りも80パーセントはX100F、これだけあれば十分。
Leicaは
UNGRAPHYをやり始めたとき、どうしてもちゃんとフレーミングをしてしまう。
一応広告写真家ですから、絵をまとめあげようとする習性が働く。
これがとても邪魔でしょうがない!もっと感情だけでカメラを振り回したい!
と思ってレンジファインダーを選んだ。
この辺が写りまーっす!くらいで正確なフレーミングはもともとできないのが心地いい。
構図だのフレームだのから解放されるのはとてもよい心理状況で、ウキウキしながら撮っていける。
だからLeica
だから安いM8で十分、フルサイズじゃないとか赤外線フィルター着けなないと色が変とか
どーでもいい。
寄れない分、スピーディーに撮れない分優しい気持ちでシャッターを押せる。
ガンガン攻めたくなったらX100Fで突っ込んでいく。
この2台でポートレートは十分な気がする。